ロルフィング花鳥風月 ロルフィング ソマティック・エクスペリエンシング SE 千葉 東京・新宿

SE™(ソマティック・エクスペリエンシング)


千葉:8,000円 / 新宿:10,000円 1セッション(60分)

 

SE™(Somatic Experiencing® = ソマティック・エクスペリエンシング )は、米国の心理学者であり神経生理学者でもあるピーター・リヴァイン(*)博士が開発した、身体と神経系の統合をベースにした安全で自然なトラウマ(**)セラピーです。

 

トラウマを「出来事」ではなく「生理的な状態」としており、その名の通り(身体的な経験 = ソマティック・エクスペリエンシング)、身体感覚を通じて自律神経系の調整不全にアプローチすることでトラウマからの回復を目指します。

 

実は、とくにトラウマに心当たりはない場合にも、特定の物事に対して、ほぼ自動的に、選択の余地なく繰り返される反応パターンは、自律神経系の調整不全による制限から生じている例が多々あります。

 

「繰り返される反応パターン」とは、姿勢や動作にも、思考や対人関係にも見られるもので、それらの制限が緩和・解消されると身心はより統合され、環境に応じた適応力や柔軟性が発揮できるようになります。

私の場合、主に「ショック・トラウマ」と言われる、事故、転倒、落下などの衝撃によるものを扱っています。

 

セッションは、椅子に座った対面式で行う場合と、マッサージテーブル上で身体に触れるタッチワーク( " SE™タッチ " と呼ばれています)をメインにする場合がありますが、クライアントさんの苦手な方法はとりませんのでご安心ください。

 

・SE™セッションの特徴、やり方は、こちらも参考になります

 

・私自身のSE™体験記はこちらから

 

・SE™全般については、SE™ JAPNのサイトをご覧ください

 

* 現在、Peter Levine のカタカナ表記は「ピーター・リヴァイン」と「ピーター・ラヴィーン」が混在しています。

 

**「トラウマ」の定義については、こちらや、こちらを参考になさってください。



さて、なぜ「身体」を扱うはずのロルファー™が、トラウマセラピーをやっているのでしょうか。いくつかの理由を以下に挙げてみます。

 

ロルフィング®︎のセッションを重ねる中で、いわゆる筋膜リリースで制限箇所を緩めても、神経系のパターンによって再び同じ制限が生じる例もあり、ロルフィング®︎のゴール「重力との調和」を実現するためにも神経系へのアプローチは有効だと考えるようになった。

 

開発者のピーター・リヴァイン博士自身がロルファー™でもあり、実際にピーターのデモセッションを見るとムーブメントワークが多用されている。ロルフィング®︎でも、微細な動きを引き出すときにトラウマ反応が現れることは稀ではなく、その反応を適切にプロセスさせつつ、動きを引き出すために必要だと考えた。

 

ロルファー™養成トレーニングを受講中、最も感銘を受けたデモセッションはロルフィング®︎とSE™を統合したものだった(デモを行った講師は、SE™の講師でもあった)。

 

現代人の「疲れている」は、肉体的に疲労しているというよりも、気疲れや情報過多など、神経系が過度に活性化しているのが常態となって「疲れている」ほうが断然多い。

 

トラウマセラピーの目的は「トラウマからの回復」だが、自律神経系の調整不全が回復することによって、いわゆる自律神経失調症とされる状態が改善される例も多い。

SE™ではトラウマを「悪いもの」とはしておらず、むしろ、その人の器を拡げるものにもなりうるとしている。その捉え方が目から鱗だった。そして自分の経験からも、SE™を受けた他の方々をみても、トラウマからの回復後は、その人の物事に対する許容範囲が広がっているのを実感している。

 

SE™のベースとなっているポリヴェーガル理論(自律神経系を、従来の交感神経、副交感神経の2系統でなく、3系統〜交感神経、副交感神経①背側迷走神経、副交感神経②腹側迷走神経複合体〜とする理論)が興味深い。


そしてもう一つ。ロルフィング®︎のセッションを、安全に、効果的に行うためでもあります。

 

「ロルフィング®︎は、人の全体性に働きかける」、「筋膜は記憶の器官である」、「特定の方向に対する知覚の欠け(左側を向くのが苦手、など)が、姿勢のアンバランスを生み出すことがある」etc.

 

以上のような話をロルフィング®︎のトレーニングやワークショップで聞いてはいるものの、その状態の具体的な見きわめ方や、対するアプローチ方法は個々の学びに委ねられています。

 

そのあたりの知識と適切なプロセスの仕方を、私はSE™で学びました。ロルフィング®︎のセッションにも活かせるもの、というよりも、個人的には、対人援助に携わる人には必須の学びだと思っています。



「トラウマ」ってなんだろう?

 

SE™を日本に紹介された藤原ちえこさんが、コラム形式の連載でトラウマについてものすごくわかりやすく解説してくださっています。SE™に興味のない方にも役立つ内容ですので、リンクから、ぜひご一読ください。

 

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